データベースを背景に，ネットワークセキュリティを十分に反映した Web ベースの情報システム開発に関する実践的教育を産業界と連携して行い，地場産業が抱えている問題の一部を解決し，地域の産業に将来貢献できる人材の育成と産業の振興を図るための実証実験的事業を行った．また，その成果を外部講評会という形式で発表し，本事業に関する真摯な講評を頂いた．次年度は前年度とは異なり，地域限定かつ地域課題の解決に直結した情報システムの設計開発を行った．具体的には，地域として「色麻町」を取り上げ，宮城大学の総合研究という枠の中で色麻町の特産品であるエゴマの普及を図るため，「食と ICTを使った地域活性化」に関わる地域振興策を実施した。