個々の学習者に対して新しい教育法を設計することを目指し、英語の高次元流暢性を獲得する過程を調査した。放送大学群馬学習センターで開講されたキース多読英語ゼミの事例研究を通じて、学習者が段階的に多読本を読み、英語の流暢性を身につける様子を観察した。学習者は自律的に読書を続け、流暢性を獲得するために、可能な範囲でレベルアップを継続した。しかし、レベルアップのメカニズムの解明は今後の課題となっている。
*学会発表
令和3年度電気関係学会東北支部連合大会 4C01 八戸工業大学 オンライン開催
2021 年8 月27 日
「英語多読学習におけるレベル向上過程のモデル」
小野里好邦、ベアリー・キース、野口正一